007「ダイヤモンドは永遠に」作品紹介~見る前のCheck Point


作品紹介

ショーン・コネリー復活作にして引退作であるブロフェルド三部作の最終章

今度こそ彼の息の根を止めることが出来るのか?

南アフリカで採掘された大量のダイヤモンドが行方をくらました

闇市場にも現れないその謎を突きとめるため、ボンドはアムステルダムへと飛び立った

事件のカギを握るティファニーとロスに向かったボンドは

黒幕の存在に徐々に近づいて行くのだが、そのダイヤ不正入手がとんでもない事へと発展するのである

 

007の軌跡(地名)

1.アムステルダム(オランダ)

南アフリカで行方が分からなくなったダイヤはこの街を経由して

ピーター・フランクスという運び屋によってアメリカのロスへと流れる予定であった

ボンドはこの男に成り済ますことによって、事件の真相を暴きにかかるのである

ちなみに実際のダイヤモンドはかの有名なデビアス社がほぼ独占しており

採掘されたダイヤの原石はこの国のお隣であるベルギーのアントワープという街にほとんどが集まり

ダイヤモンドの街として知られている

 

2.ラスベガス(アメリカ)

アムステルダムからボンド向かったのがこの有名なカジノ街であるラスベガスだ

ホテルのペントハウスにこもり姿を表に出さないというウィラード・ホワイトは本作のキーマンであり

デザート・インの最上階に籠っていたハワード・ヒューズという実在の富豪がモデルになっている

ネオンサイン輝く街並みは、娯楽エンターテイメントの王者に君臨する貫禄を持っている

 

登場人物

英国秘密情報部関連

1.ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)

英国秘密情報部でも殺しのライセンスを有する00要員の一人がこの男である

行方の分からぬダイヤモンドの行方を調べるため

ピーター・フランクスという運び屋になりすましアムステルダムへと向かったのである

 

2.M(バーナード・リー)

英国秘密情報部の長官であり、ボンドの直属の上司である

ボンドにダイヤモンドの知識を問うシーンがあり

犬にかわる女性の友達というボンドに「ダイヤの知識がないとは意外だな」と言っている

 

3.マネーペニー(ロイス・マクスウェル)

Mの有能な秘書であり、Mの部屋の手前の小部屋で勤務している

本作では税関職員に変装し、ボンドに必要書類を手渡している

アムステルダムの土産は何がいいと問うボンドに、ダイヤモンドリングとお茶目に言うが

チューリップだなとボンドにお茶目に言い返される一幕もある

 

4.Q(デズモンド・リュウェリン)

ボンドに秘密兵器を提供する情報部Q課に属する発明家である

今回はボンドに偽の指紋や電話の音声変換装置等を提供している

またラスベガスでは指輪に搭載されたコントローラーを用い

スロットマシーンでジャックポット連打で荒稼ぎするシーンも見られる

 

現地協力スタッフ

1.フィリックス・ライター(ノーマン・バートン)

イアンフレミングの原作にも登場し、シリーズ中度々登場するCIA職員である

ボンドの盟友的存在であり、本作でもホテルの警備等とボンドを手助けしている

ボンドが捜査のためにアムステルダムからロスにダイヤをスムーズに密輸出来たのも彼のおかげだ

 

ボンドガール

1.ティファニー・ケイス(ジル・セント・ジョン)

母親がティファニーの店舗の前で彼女を産み落としたことからそう名付けられたという

フランクスというダイヤの運び屋に成り済ましたボンドはまず彼女と会った

ダイヤ密輸グループの一人であり、ムスタング・マッハ1を乗りこなす

派手好きな性悪タイプのボンドガールである

 

2.プレンティー・オトゥール(ラナ・ウッド)

カジノにて付き添いの男が大負けし、はいさよならという非常にわかりやすい性悪キャラである

金の切れ目は縁の切れ目がよく似合うが、直後大金を堂々と転がすボンドを見かけ今度はそっちへなびく

彼女がやり過ぎたのか007に出る宿命なのか、敵組織に高所階からプールに落とされてしまう

 

3.バンビ(ローラ・ラーソン)

  サンパー(トリナ・パークス)

後半に登場するブロフェルドの部下であり、白人がバンビ黒人のほうがサンパーとなっている

男性顔負けの身体能力でありボンドと格闘し苦しめることになる

その持ち味は体操選手のような身のこなしとアクロバティックな打撃にある

 

敵キャラ

1.エルンスト・スタブロ・ブロフェルド(チャールズ・グレイ)

冒頭シーンでカイロにてボンドの復讐に遭いあっさり殺されてしまう

どうやら彼はそこで前回ボンドにやられた傷の回復と人相を変えるための整形中だったようだ

そこでは用心のため、ブロフェルドそっくりな影武者が部下の整形によって作られていた

最初ボンドは知らずにその影武者のほうを殺害するが、本物は後ろにいたのだ

 

2.ミスター・ウィント(ブルース・クローヴァー)

  ミスター・キッド(パター・スミス)

序盤から現れるおそらくゲイカップルであろう二人だ

かなりアクが強く007ならではのコミカルさを持つ、個人的にお気に入りのキャラだ

失われたダイヤが敵組織に安全に流れるように、関わった者の命を奪っていく

その独特の比喩を使った会話の内容は要チェックである

 

3.バート・サクスビー(ブルース・キャボット)

ウィラード・ホワイトのカジノを任されているホワイト直属の部下である

人間嫌いで3年間人目に現れていないホワイト氏の電話での窓口的存在である

 

4.ウィラード・ホワイト(ジミー・ディーン)

ホワイトハウスという名のカジノのオーナーであるが、闇ルートのダイヤは彼の所に向かっているように見える

このホワイト氏は人間嫌いで最上階に籠りきりで三年間人前に姿を現してないようだ

この男はハワード・ヒューズとい実在人物がモデルになっているという

 

5.シェイディー・トリー(レナード・バー)

危うく殺されそうになったうえ組織への手掛かりまでも失いかけたボンドだが

ダイヤの引き受け人であるこの男の顔は覚えていた

ボンドはこの男がとあるカジノでショーに出演する記事を見つけ、そこに向かうことにしたのだ

 

 

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007「死ぬのは奴らだ」作品紹介

 

全ストーリー(ネタバレあり)⇒

007「ダイヤモンドは永遠に」~ストーリー

 

 

 

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