作品一覧
1.カジノ・ロワイヤル(Casino Royale)
2.慰めの報酬(Quantum Of Solace)
3.スカイフォール(Skyfall)
4.スペクター(Spectre)
概要
ピアース・ブロスナンという正統派ボンド役の後に抜擢されたのが六代目のダニエル・クレイグである
悪役経験もあり金髪であったクレイグは、ボンドの世間のイメージと違い批判を浴びることになった
それほど長年の歴史のイメージは大きかったのである
だがクレイグのデビュー作でありイアンフレミングの小説の第一作目である「カジノ・ロワイヤル」の設定もあり
見事に今までのイメージを叩き壊し、新しい007ワールドを作り出すことに成功したのだ
これによりダニエル・クレイグを歴代最高のボンドと言う意見もあるぐらいだ
今まではどの作品を見ても大きな繋がりは無いため楽しめたが
このクレイグボンドの4作品は最初から最後までの流れがあるので順番通り見ることをお勧めする
特徴
そんなこんなで出だしから逆境のクレイグであったが
その逆転勝利のカギは今まで無かった設定によるところが大きいと思っている
それはジェームズ・ボンドが殺しのライセンスを授かったばかりの
言ってしまえば若き頃のボンドという設定で、性格も尖っており任務のやり方もかなり荒々しい
そして歴代ボンドの中で最も無口であるかもしれない
自己表現が苦手で何か心の奥底にもやもやした感じの影のあるタイプである
これまでの007作品を見るときには、ヒーローものを見る安心感がどこかにあったわけだが
クレイグボンドはそれを見る者に与えてくれず、常にスリリングなものをまき散らすのである
そんなクレイグボンドであるが古き良きものを愛する一面もあり
我々は過去へのオマージュシーンやアストンマーチンDB5を見るときにだけ
束の間の安心感を得ることが出来るのだ
まさに現代版ジェームズ・ボンドである
プロフィール
1968年3月2日イングランド・チェスタアー生まれで178cm
2004年「Jの悲劇」でロンドン映画批判家協会賞英国男優賞を受賞
007で4作品ジェームズ・ボンド役を演じたが「スペクター」をもって引退という説も、、、
ここ一番の勝負にはのターンブル&アッサーのネクタイ締めて気分は007で
↑ここで英国流ネクタイやカフスボタンが見れます