映画作品

１．ドクター・ノオ（００７は殺しの番号）　１９６２年

２．ロシアより愛をこめて（００７危機一発）　１９６３年　

３．ゴールドフィンガー(Goldfinger)　１９６４年

４．サンダーボール作戦(Thunderball)　１９６５年

５．００７は二度死ぬ(You Live Only Twice)　１９６７年

６．ダイヤモンドは永遠に(Diamonds Are Forever)　１９７１年

概要

ショーン・コネリーと言えば初代ジェームズ・ボンドであり、世間にそのイメージを定着させた人物である

一作目の「ドクター・ノオ」では、まだコネリー自身がまだ無名であったらしいが

そんな心配をよそに劇中では抜群の存在感を発揮している

当時、原作者のイアン・フレミングはコネリーはボンドのイメージではないと批判したが

現在から結果だけ見てしまえば、その起用は間違っていなかったであろう

小説は小説、映画は映画というあんばいである

現にコネリーの人気は高く、ジェームズ・ボンドと言えばやっぱショーン・コネリーでしょ

と言う根っからのファンも多い

キャラクター

ショーン・コネリーのボンドの魅力と言えば、なんといってもその骨太な存在感である

日本が舞台となった「００７は二度死ぬ」で出てきた

「海外ではこれぐらい濃い胸毛が女性にもてる秘訣だ」というようなセリフも頷ける野性味である

そしてこれにカジノやバー等の社交場で醸し出される花形的オーラが加わってくるのである

（これは多分コネリーの目鼻立ちのはっきりした顔立ちによるところが大きいと思う）

この野生的花形（無理やり英語でwild flower)がコネリーの魅力なのである

そしてこの魅力は努力では身につきずらく、天性に依存する部分が大きい

だからこそこのショーン・コネリーは人々を惹き付け、あっという間にジェームズ・ボンドのイメージを

（残念ながらイアン・フレミングから離れたところに）作り上げてしまったのである

プロフィール

１９３０年８月２５日スコットランドのエディンバラで生まれ、身長１８８ｃｍ

１９９９年にナイトの称号を授与しＳｉｒ　Ｔｈｏｍａｓ　Ｓｅａｎ　Ｃｏｎｎｅｒｙとなった

スコットランドへの思いは強く、役所がスコットランドに変更された作品もある