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007「死ぬのは奴らだ」作品紹介~見る前のCheck Point


作品紹介

アメリカで蔓延する麻薬中毒と麻薬王Mr.Big

可憐なタロット占い師、ソリテアの暗示するカードとは

イギリス情報部員が三人殺害された

疑惑の浮上したサン・モニークの大統領カナンガをボンドは追っており

同時期、アメリカのMr.ビッグが経営するレストラン「フィレ・オブ・ソウル」では麻薬問題が浮上していた

謎のタロット美女、ソリテアの占いとともにボンドはアメリカの抱える問題と真っ向ぶつかるのであった

 

 

 

007の軌跡(地名や宗教)

1.ハーレム(アメリカ)

本作のギャングMr.ビッグが裏で支配するのがこのハーレム地区である

ニューヨーク市マンハッタン区の北部に存在し、アフリカ系アメリカ人の中心地となっている

様々なブラックカルチャーを生み出した場所であるが、治安の悪い状態が続き

かつては警察官でも白人だったら踏み入れたくない場所だったといわれている

1990年代くらいから治安改善策で環境はだいぶ改善されているようだ

 

 

2.ブードゥー教

カリブ海の島々やニューオリンズ等で信仰されている民間信仰である

土着信仰がカトリック等と融合された過去を持ち

現在もブラックマジックと呼ばれラテンアメリカなどで広まっている

ゾンビパウダーを使ったゾンビ化の儀式があるともいわれ、呪術的な色が強い宗教である

 

 

 

登場人物

英国秘密情報部関連

1.ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)

英国秘密情報部でも殺しのライセンスを持つ00要員の一人であり、コードネーム007

本作からボンド役がショーン・コネリーからロジャー・ムーアに交代している

コネリーがインパクトがあり、ボンド像を作ってしまったが

野性味のコネリーからプレイボーイ、スマートでコミカルですらあるムーアボンドは

また新たなファンを獲得したとも言える

エンディングでの濡れ場のセリフはさらに磨きがかかり、ムーアは独自のボンド像を造り出した

 

2.M(バーナード・リー)

英国秘密情報部の長官でありボンドの直属の上司である

 

3.マネーペニー(ロイス・マクスウェル)

Mの有能な秘書であり、ボンドにも的確な情報を提供したりもする

ボンドに密かな恋心を抱いているらしいが、、、

本作ではボンドの部屋に現れるシーンもあるが、ボンドのプレイボーイぶりを見てしまうのである

 

 

現地協力スタッフ

1.フェリックス・ライター(デヴィッド・ヘディソン)

第一作目から登場するCIA職員

ボンドの盟友の一人であり、盗聴などの情報を駆使しボンドをサポートする

原作の小説ではサメに足を食われてしまうが、本作ではどうなるのか?

 

2.ストラッター(ロン・サットン)

本作ではCIAからボンドのサポートを任された黒人捜査員がいるという

それがこのストラッターであるが、どんな活躍をするのであろうか?

 

3.ペッパー保安官(クリフトン・ジェームズ)

決してボンドに協力はしていないが、二作連続で登場する強烈なアメリカの保安官

ボートによるチェイスシーンで圧倒的テンションで現れ、強烈なおバカ加減を見せてくれる

このへんがムーアボンドのコミカルさの真骨頂である

ツボにはまる人は間違いなくハマるキャラである

 

 

ボンドガール

1.ソリテア(ジェーン・シーモア)

サン・モニーク大統領カナンガが囲うタロット占い師

処女であることで占いの力を保っていたが、ボンドの登場でその歯車が崩れることに

 

2.ロージー・カーヴァー(グロリア・ヘンドリー)

ボンドの嫁という設定で宿泊先に現れた黒人女性

彼女はCIAから派遣されたというが、タロットカードは真実を暗示するのだ

 

 

敵キャラ

1.ミスター・ビッグ(ヤッフェット・コットー)

レストラン「フィレ・オブ・ソウル」を拠点に麻薬取引を展開するハーレムの大物

ここを調査中の諜報員も殺害され、今度はボンドが担当することになる

舞台であるハーレムにいる黒人はほぼこのビッグに通じており

ボンドがどのような行動をするかは、このMr.ビッグに筒抜けなのである

 

2.サメディ男爵(ジェフリー・ホルダー)

ミスター・ビッグの手先であり、ブードゥー教の魔力を持つ

その独特のファッションと笑い方は一度見たら忘れられない存在感である

不死身の敵キャラであり、007史上トップクラスの謎に包まれている

 

3.ティー・ヒー(ジュリアス・ハリス)

ミスタービッグの側近である

ワニをこよなく愛し、ワニに食いちぎられた腕に鋼鉄製の義手を装着している

拳銃をも曲げるその破壊力はボンドをも苦しめることになるのだ

 

4.カナンガ

サン・モニーク(実在しない)国の国王であり、今回英国諜報員が姿を消したことにより

ボンドはこの国及びカナンガを捜索することになった

このサン・モニークはブードゥーの魔力の存在で恐れられ

一般人はここには近寄らないという

 

 

次の作品⇒

007「黄金銃を持つ男」作品紹介

 

 

 

 

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