作品紹介
原作第一作目の００７、金髪ボンドのダニエル・クレイグにて蘇る
００要因のスペシャリストとして完成されるまでの若き下積み時代が
現代の世の中で暴れ回る
航空機爆破による不正株操作をボンドに阻止されたル・シッフルは
モンテネグロのカジノ・ロワイヤルで損失を取り戻そうとしていた
世界的テロ組織の資金源撲滅のためボンドはモンテネグロにあるカジノ・ロワイヤルに向かい
ル・シッフルとのポーカー対決に挑むのであった
００７の軌跡（地名）
１．ナッソー（バハマ）
元イギリスの植民地であり、英国連邦として独立している
その美しい景観とカジノで有名なリゾート地であり、ここでボンドはディミトリオスと接触する
２．カルロ・ビバリ（チェコ）
モンテネグロにあるホテルスプレンディドに宿泊しカジノ・ロワイヤルで勝負を挑むのだが
実際のロケ地はチェコのカルロビバリという所である
そして実存する高級ホテル「グランドホテル・パップ」が使われており
このホテルの建築美とこの街の温泉街としての雰囲気と合わさり世界的に有名になっている
登場人物
Ｍｉ６関連
１．ジェームズ・ボンド（ダニエル・クレイグ）
「カジノ・ロワイヤル」で第六代目ボンドとなったダニエル・クレイグは「ドクター・ノオ」以前
つまり００のライセンス取得したての若いボンドを演じている
まだ独自のユーモアも少なく、荒々しいやり方で敵を追い詰めていく
今回の敵はテロ組織の資金源にもなっていると言われるル・シッフルである
２．Ｍ（ジュディ・デンチ）
英国秘密情報部の長官であり、ボンドの直属の上司である
一見冷酷な役人に見えるが、仕事に真面目なだけで
向こう見ずなボンドを心配したりもする
そして彼の実力と心の深層を深く理解しているのも彼女なのである
現地協力スタッフ
１．フィリックス・ライター（ジェフリー・ライト）
CIAに勤務するいわゆるボンドの盟友的存在であり、第一作から度々出演してる
今までライターの役は変わり続けたが皆白人であった
今作品からライターは黒人という設定になり、その現場最前線でボンドとの出会いを果たしている
２．ルネ・マティス（ジャンカルロ・ジャンニーニ）
モンテネグロでボンドをサポートする連絡員である
カジノでの相手であるル・シッフルが警察と結託しているのを知っており
そこの署長を封じ込める作戦で一役買っている
ボンドガール
１．ヴェスパー・リンド（エヴァ・グリーン）
英国財務省からカジノ対決をするボンドの資金提供役でサポートするのが彼女だ
出会いの当初からボンドとの心理戦となり、ボンドガール史上かなりなインテリキャラである
まだ若いボンドは彼女のためにオリジナルカクテルを作ったりで、その距離は徐々に縮まっていく
だがボンドと同じように彼女にも暗い過去があり、その謎が二人に絡みつくのである
歴代のボンドガール史上最もボンドに深入りした女性である
２．ソロンジュ・ディミトリオス（カテリーナ・ムリーノ）
シッフルの元で働く武器商人ディミトリオスの妻である
その旦那といいボンドといい、どうやら悪い男にスリルを感じるタイプである
３．ヴァレンカ（イワナ・ミルセヴィッチ）
ル・シッフルの恋人であるが、株操作で失敗し失った金の報復でシッフルもろとも襲われてしまう
二人とも無事ではあったが彼女は危うく右腕切断の危機まで追い込まれたのだ
カジノでのポーカー勝負では、手段を選ばずシッフルに加担している
敵キャラ
１．ル・シッフル（マッツ・ミケルセン）
各国のテロリストの資金源ともなる頭脳派犯罪者である
そのチェスの腕前は超一流でバックには巨大な組織があると言われている
涙腺の持病で血の涙を流し、常に喘息の吸引機を持ち歩くなど体のほうは病弱なようである
物語前半では航空会社の株操作を目論むが失敗に終わり
組織の金を取り返すべくモンテネグロのカジノ・ロワイヤルへと向かった
２．アレックス・ディミトリオス（シモン・アブカリアン）
ナッソーでボンドが突きとめた６４年式アストン・マーチンを愛車にする国際的武器商人である
ここのカジノでボンドとその愛車を賭けたポーカー勝負となる
どうやら彼がシッフルの航空会社の不正株操作に一役買っているようだ
３．ミスター・ホワイト（イェスパー・クリステンセン）
資金を集めるためシッフルとルワンダまで交渉に行った組織の一員である
前半は目立たないが物語の後半ではキーマンとなり、次の「慰めの報酬」にも続いて現れることになる
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