007「黄金銃を持つ男」作品紹介~見る前のCheck Point


作品紹介

似たもの同士、同じような境遇で生き延びた二人は分かりあえるのか?

黄金銃を持つ殺し屋スカラマンガとの真っ向勝負!

太陽光エネルギー装置を追っていたボンドに「007」の刻印が刻まれた黄金の銃弾が届いた

これはかの有名な殺し屋スカラマンガからの挑戦状である

身元も生活も何もかも謎に包まれたスカラマンガを倒すためボンドは現状の任務を中止し

スカラマンガを調査したうえ、先手を打って彼を倒すことを心に決めたのだ

 

007の軌跡

1.ベイルート(レバノン)

かつて中東のパリと言われたほど、フランスの影響が大きい国際都市

この地域の商業、金融の中心地であるが本作公開の1年後の1975年には宗教問題による内戦が勃発している

それからはイスラム派とキリスト教派の居住区がエリア分けされてしまった

ボンドはスカラマンガの情報を得るため、ここでの彼の仕事(殺し)の目撃者とコンタクトしたのだ

 

2.マカオ(中国)

どうやらスカラマンガの特殊な銃弾はこの地の職人による手で作られていた

彼にスカラマンガの情報を求めるボンドであったが、直に出会ったことは無いという

銃弾の取引場所であるカジノで、ボンドはスカラマンガの愛人のアンドレア・アンダースと出会う

 

3.プーケット(タイ)

スカラマンガのアジトがあるのがここにある島、カオ・ピンガー島である

その特徴的な地形から観光地となり、ジェームズ・ボンド島とも呼ばれている
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photo byAll sizes | James Bond Island | Flickr – Photo Sharing!

 

 

登場人物

英国秘密情報部関連

1.ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)

英国秘密情報部でも殺しのライセンスを持つ00要員の一人であり、コードネーム007

本作ではスカラマンガという孤高の殺し屋から

殺害予告である黄金の銃弾が届くシーンで物語は始まる

 

2.M(バーナード・リー)

英国秘密情報部の長官でありボンドの直属の上司である

スカラマンガの殺害予告を受け、ボンドに休職の提案をする気遣いを見せている

 

3.マネーペニー(ロイス・マクスウェル)

Mの有能な秘書であり、ボンドにも的確な情報を提供したりもする

ボンドに密かな恋心を抱いているらしいが、、、

 

4.Q(デズモンド・リュウェリン)

Q課に勤務する凄腕の科学者であり発明家

話半分で聞くボンドと真剣に兵器を語る温度差が面白く、シリーズ定番となっている

 

現地スタッフ

1.ヒップ中尉(スーン=テック・オー)

戦える姪二人とともにボンドを今作アシストするのがこのヒップ中尉だ

意外な展開なシーンで登場してくる

 

ボンドガール

1.メアリー・グッドナイト(ブリット・エクランド)

英国からボンドアシストで派遣された現地スタッフ

ドジな諜報員というスパイ映画ではありえない設定だが

そこがまたチャーミングに見えるのは彼女の魅力であり、土台である「007」という映画のすごさであろう

 

2.アンドレア・アンダース(モード・アダムス)

スカラマンガの愛人であり、ボンドは香港ペニンシュラホテルで接触する

彼女には実は大きな秘密があった

モード・アダムスは「オクトパシー」でもボンドガールとして出演している

 

脇役

1.ペッパー保安官(クリフトン・ジェームズ)

あえて脇役で紹介するほど、いや脇役というポジションで紹介しなければならないのがこのアメリカ人である

前作「死ぬのは奴らだ」で登場し好評を得たのか、本作でも登場している

今回は観光旅行で車を物色中に、瞬時を争うボンドにその車ごと奪われ、そのままカーチェイスとなる

助手席で何故かボンドを盛り上げるテンションの高いおっさんである

 

敵キャラ

1.フランシスコ・スカラマンガ(クリストファー・リー)

胸に第三の乳首がある特異体質で、特殊な細工が仕掛けられた黄金の銃を持つ暗殺者

曲がったことをしない紳士的キャラでボンドの悪役史上もっとも正統派だと言える

ボンドの実力を認めるあたりにも武士道的なものを感じる

不遇な少年時代を経て暗殺者になり、孤児からスパイになったボンドに親近感を抱いたという

ちなみにこのクリストファー・リーは原作者のイアン・フレミングの従兄弟であり

ドラキュラ役としても有名である

 

2.ニック・ナック(エルヴェ・ヴィルシェーズ)

スカラマンガの部下の小人である

どことなくずる賢く、狡猾なキャラがスカラマンガとは対称的である

 

3.ハイ・ファット(リチャード・ルー)

バンコクに巨大な邸宅を構える富豪である

次世代エネルギーとなるであろう太陽光エネルギー装置であるソレックス・アジテーターとも

どうやら関わりがあるようだ

 

 

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