007の第１２作目のFor Your Eyes Onlyはイアン・フレミングの短編小説の
薔薇と拳銃に収録されている「For Your Eyes Only」と「危険」という２部を
もとに映画製作されたらしい
ここではこの２部を紹介するので映画を見た方は参考にしてほしい
まずFor Your Eyes Only
直訳してあなたの目だけで⇒他の人間の確認不可
と流れて読後焼却すべしという邦題がついている
内容はジャマイカで広大な敷地の荘園を持つハブロック夫妻のもとにキューバ人らしき
不穏な３人組が現れ金ははずむから荘園を売ってくれと持ちかけてくる
しかしハブロック大佐は「３００年続いているこの荘園は売り物ではない
わしの目が黒いうちには売りにはださぬ」と
すると３人組のリーダーのゴンザレス少佐は金で買えぬならいかなる手段でも
荘園を手に入れるように依頼されてきたと
直後銃声が鳴り響きハブロック夫妻は帰らぬ人となってしまった
直後ロンドンではＭがボンドに相談をもちかけていた
ハブロック夫妻とＭは親密であったらしくボンドに敵をうってもらいたいらしい
黒幕のハマーシュタインという男が現行のバチスタ政権と癒着して手がでないと
そして新興のカストロ政権が台頭してアメリカとカナダの国境付近に逃げ込んだと
アメリカのほうでは尻尾はつかんでいるが証拠が不十分で結局法の下では
ハマーシュタインを裁けないらしい
そこで今回の任務はトップシークレットではなく読後焼却すべしという
見慣れぬフォルダをボンドは受け取り殺しの任務に向かうのであった
まずは近くまで車で進みそこからは山道を徒歩での移動となる
山道を歩くボンドの頭の中にいろいろな考えがよぎる
今回Ｍの恨みとはいえ何も知らない見たことすらない人間を殺すのはどうなのか
その考えを自分はＭから依頼された死刑執行人なんだと言い聞かせごまかす
ハマーシュタインのアジトに近づき狙撃場所を探していると近場で何か気配を感じるボンド
そこには弓を持った美しい女性の姿が
彼女はジュディ・ハブロックといいまさに両親の敵を討とうとしているとのことだった
これは仕事の邪魔になるなと思ったボンドだがその熱意に押され２人で協力することになる
狩りをして楽しむハマーシュタインの一味だが見ているとなかなかの腕前である
これは下手にライフルではずすことは出来ないなと思うボンドだがジュディは果敢に弓を
放つ
ジュディはハマーシュタインにを弓矢で仕留めボンドもゴンザレスを仕留めることに成功
こうしてジュディの復讐とボンドの極秘ミッションは幕を閉じるのであった
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